みなさんこんにちは!
一般社団法人GRAFの「ゲーム開発」チームです。
私たちは、家庭の調理における食品ロスを啓発するためのカードゲーム開発に取り組んでいます。
前回の記事はこちらからご覧いただけます。
今回は、これまでチーム内で話し合ってきた「ルール」のうち、決まっている部分をご紹介します。
その前に、ゲームの概要を整理しておきましょう。
ゲームの目的
食に関する課題の啓発(家庭内の調理において発生する食品ロスの啓発)
ゲームが関係者に与える(与えたい)影響
プレイヤー
ゲームを通して、暮らしの中にある「食に関する課題」を、他人事ではなく「自分ごと」の課題として捉えて考えられるようになる
ゲームを知ってくれた人
普段の調理で「ロスを出しているかもしれない」ことに気付く
制作側
食材や料理への理解を深める・アナログゲームの制作をする・得た知識を実生活で活用する
大まかな流れ
- 食材カードと調味料カードを組み合わせて料理をつくっていく
- 一定のターン(10ターン)を消化した時点で、得点が多い人を勝ちとする
プレイ人数
2~6人
小物の種類
食材カード・調味料カード・料理カード・イベントカード・料理一覧・得点チップ
ここからは、ルールを紹介します。
ゲームのルール
- 場に、2つの山札を用意する
- イベントカードだけの山札(A)
- 食材カードと調味料カードを混ぜた山札(B)
- Bを上から5枚引き、表向きにしてBの横に並べる(場)
- 各プレイヤーには、Bから7枚ランダムに配られる
- ターン制で、交互に順番が巡って来る
- 自分の番になったら、「Aから1枚」または「場から1枚」を引く
- イベントカードを引いたら、即座に使わなければならない
- 場が5枚ではなくなったら、すぐにBからカードを補充する
- 料理を作れる条件がそろったら、自分の番の中であればいつ調理(組み合わせを)してもよい
- 10ターン経過して、手元に余っている(最終的に余った)手札は減点される
果たして、最終的にはどのようなゲームに仕上がるのか。
これからの動向にも、注目いただけると嬉しいです!
それでは、次回の投稿もお楽しみに!