一般社団法人GRAFと立命館大学総合心理学部森知晴ゼミ主催
立命館大学大阪いばらきキャンパスでフードドライブを開催!
詳しくはこちら→https://graf0523.com/2025/06/22/event_osaka/
そこで、今回の記事は
立命館大学 総合心理学部教授 森 知晴(モリ トモハル)さんに
協力者インタビューを行いました!
いばくるコインとの連携について

今回のプロジェクトで「いばくるコイン」を導入した理由や、
学生や市民に地域通貨を通じてどう関わってほしいと考えているかなど教えていただきたいです。



「いばくるコイン」プロジェクトは、地域通貨を通じて学生・市民・地域商店など様々な人々がつながることを目的として実施しています。また、様々な地域課題の解決をサポートすることも目指しています。今回のフードドライブの企画は市民団体と学生による企画ですし、フードロスという身近な地域課題を扱っていると考えています。いばくるコインプロジェクトの趣旨に非常に合った企画であり、今回協力させていただくことにいたしました。


地域通貨の意義と可能性・地域通貨を通じた地域活性化の効果はどのようなものが期待されますか?



地域通貨の意義は、その地域が抱えている課題によって設定すべきものなのではないかと考えています。いばくるコインプロジェクトとしては、立命館大学OIC(大阪いばらきキャンパス)の学生と地域がつながる接点を増やしたいと考えています。もともとOICは地域に開かれた大学を目指し、いばらき×立命館Dayなどの様々なイベントを実施しておりますが、いばくるコインはその潤滑油となればうれしいなと思います。
大学の役割・教育的視点:今回のようなプロジェクトが学生にもたらす学びを教えていただきたいです。



学生は卒業後社会に出ると、様々な立場で様々な課題に直面します。その解決は簡単なことではありませんし、知識や経験が必要になります。今回のようなプロジェクトを通じて社会問題の解決を試みるのは学生の将来にとってとても良い経験になるのではないかと思います。
今後への展望・「地域に根ざした大学」として、これからの学生に期待することを教えていただきたいです。



私はいま大阪府や大阪市の審議会委員として住宅・住生活に関する議論をしています。そこでは、地域課題について関わる人々ひとりひとりの行動が不可欠であると認識されています。大学は地域の中でも大きな存在で、大学生は地域からとても期待されています。学生の皆さんには、少しずつで良いので、地域のことを考え行動していただきたいなと思います。



